其の参


「山あげ祭」2016年7月「関の戸(下)」

1560年から456年続いている、那須烏山の山あげ祭へ初めて行って参りました。
この秋からユネスコ無形文化遺産に登録されるそうですが、昭和22年(1947)からは全曲常磐津による演奏で、屋外の移動式の音楽劇です。
元々水戸藩では、常磐津が人気だったらしく、今でもその名残が残っているんですね。
瞬時に若衆によって舞台が組み建てられ、終演すると余韻に浸る間もなく、片付けられて次の会場まで運びます。
かぶりつきで、「戻り橋」,「将門」,「蛇姫様」,「関の扉(下)」を拝見いたしました。
野外でしかできない演出にすっかり魅了されて、来年も今から楽しみです。
(2016/7/31)



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